サンタ マリア ディ レウカ

Santa Maria di Leuca

プーリア州最南端の場所でイオニア海が臨める。岸壁にはいくつもの洞窟があり、それぞれが全く違った色と形になっている。海岸からは小さなクルーザーでそれぞれの洞窟をいくつも回ることができる。

8世紀までは数多くの海賊が来ていたので、この街に住む者はいなかったが、その後、徐々に人が住み始める。343年以降はキリスト教になったが、それまではギリシャの影響を受けて、古代ギリシャの異教の神々を信じていた。その後、聖所である、Leucaが建てられた。1550年には聖所であるLeucaの中には、祭壇の上にマドンナとイエスが描かれている。

海岸には、等間隔で小さな石でできた小さな家のようなものがある。これはかつて男性と一緒に女性が海に入ることは恥だと思い、女性はこの小さな穴のような家の中だけで海水浴を楽しんだという。

 

八角形の灯台があり、高さは47m、1866年9月6日から使われている。内部には254の階段があり、登ることもでき、お天気のいい日はギリシャのコルフ島や、カラブリア州の山々を見ることもできる。